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■旅行準備編 ■6/13 LAKE TAHOE編1 |
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心配していたお天気も良く、何は無くとも航空券のバウチャーとパスポートを握り締めて成田空港へと向かいました。 京都のＴさんとは成田空港出発ロビーのノースウエスト航空カウンターの前で待ち合わせをしています。 待ち合わせ時間ピッタリにＴさん登場、早速カウンターで航空券を受け取ります。ここでホッと一息。 格安航空券の購入は２度目ですが、出発当日にカウンターで受け渡しというシステムは訳もなく不安になったりします。買い物をしたりベンチでお喋りをしている間に出発の時間が来ました。 私達の乗った便は勿論満席で、団体さんが大半を占めていたのですが、その殆どが「日米詩吟協会シアトル大会」に参加する方々でお互いに「先生」と呼び合ったりしていました。 いや〜、そのかしましいことかしましいこと(^^;)、詩吟の先生らしく朗々とした声で非常に賑やかです。見たところお年を召した方が大半なのですが、食事の後も一向に寝る気配もなく、特に私達の隣の女性三人はとっても賑やかで、時差ボケ対策の為に出来るだけ寝ておきたかった私達としてはちょっと（かなり）閉口してしまいました。 （だって暗くなってもうるさいんだもん(--:)） そんな訳で結局私は一睡も出来ませんでした。アメリカに着いたら朝なのに〜と初っぱなからかなり不安になってしまいました。 乗り継ぎはシアトル・タコマ空港、乗り継ぎ便を待つ間疲れた身体を伸ばしました。 アメリカのメインランドは三度目ですが、こんなに北に来たのは初めてだったので、空港から見えるMt.レーニエなどの見慣れない北の景色を楽しみました。 シアトル・タコマ空港はかなり広く、各ターミナル間を自動運転のシャトル便が繋いでいます。 私達がリノ迄乗って行くアラスカ航空は中位の機体で100人乗り位でしょうか、尾翼にエスキモーのおじさんの絵があしらってあります。（う〜ん、渋い…渋すぎます〜） |
 いつも直行便しか乗った事が無かったので中型機は初めての経験で、その乗り心地はなかなか興味深いものがありました。都市間の移動もかなりの低空飛行で飛行機の窓から道を走る車もハッキリと見えました。また、高度を下げる時にカクンカクンと降り方がなめらかでないのがちょっと気持ち悪かったです。 さて、上空から見たリノは、砂漠の中に突如としてあらわれる小さなギャンブルの島。街の周りは禿げ山にぽつんぽつんと木ががまばらにはえているだけです。 小さな街とは聞いていたものの、「本当に小さい」というのが第一印象です。 ブラジルから到着のＧさんも別の便ながら同時刻にリノ着です。 荷物を受け取り、待ち合わせ場所のインフォメーションに向かい、パンフレットなど資料を集めていると日本人の女性が声をかけてきました、Ｇさんでした。 今回Ｇさんとだけは初対面でしたのですぐにわかるか少し心配でしたが、服装も伝えてありましたし日本人なんてリノにはいませんのですんなり会うことができました。ヨカッタぁ〜。 ホテルの送迎車でHolidayinn Reno Downtownへ。（因みに有名カジノホテルの送迎車は派手派手で乗るのが躊躇われそうな程です(^^;)） チェックインを済ませて荷物を開けたり着替えたりしてから、早速リノの街へ観光に行きました。 まずは今夜のショーを予約する為に地図を頭に思い浮かべながら街のインフォメーションセンターへ向かいます。 下調べはして来たものの実際に評判が良い物となると今一つわからなかったのでインフォメーションの係のおばさまにお勧めのショーを教えてもらいました。 そして人気というリバーダンス「Spirit of The Dance」に決めました。 このリバーダンスというのはアイリッシュ音楽に合わせたラインダンスのショーだそうです。 早速予約をしに直接会場のあるホテル・エルドラドへと向かいました。 リノのカジノ街で最も賑やかな一角にある「サーカス・サーカス」「シルバー・リージェンシー」「エルドラド」はホテル間が2階の通路で繋がっていて移動も楽々。それぞれのホテルの中を探検がてら歩き回りました。 「サーカス・サーカス」はファミリー向けのホテルで、子供向けのゲームも一杯あり景品も子供向けが充実、実際カジノフロアには子供がかなりいました。 お腹が空いたのでここのバフェで昼食を取りました。食べ放題のバイキング形式なのですが、お味はお値段の割には今一つでしょうか？まぁ、お腹が空いていたのでそれなりに満足できました。 でも、アメリカの料理には余り期待していないのでこんなものかと納得、ただケーキは甘くて閉口しました〜。 さてお次の「シルバー・リージェンシー」は豪華ホテルです。 ホテルの吹き抜けには西部開拓時代をイメージした巨大オブジェが鎮座してレーザーで光と音のページジェントを繰り広げています。ここでパチパチと記念写真を沢山撮りました。(^^) 目的の「エルドラド」は神話風の金ぴかの巨大彫刻の噴水があって、ここでも観光客が交代で記念撮影をしていました。どのホテルも特色があってなかなか見飽きません。 そして、ホテル内のショーの会場前にあるチケット売場でチケットを購入。両脇に4席づつしかで残っていないという事でしたが何とかチケットもGET。購入前に係員が席に案内してくれて舞台の見え方を納得ずくで購入します。これはいい制度ですね。 端の席ですが充分舞台も見渡せますし、椅子も一段高くテーブルも備え付けられていて良い席でした。それに四人だけで仕切られているのでちょっとしたボックス席気分。(^^) 無事ショーを確保してからリノの街をぷらぷら探検、お土産を買ったりしました。 旅行に行くと記念にその町のマグネットとショットグラスとクリスマスツリーのオーナメントを買う事にしているのですが、ここでもそれらの品々を購入しました。 予約が取れなかった「フラミンゴ・ヒルトン」へも行って、ちょっとゲームで遊んでみることに。 一番簡単な、クォーターを入れてスロットを回すタイプのものを選び、総額＄10位使ったでしょうか？こまめに絵が揃ってコインが出て来て収支トントン位でした。ジャラジャラといつまでもコインのでている人もいて、ちょっと羨ましかったりして。 そうこうしている内に最後にリノ着の名古屋のＰさんの到着時間も迫って来ましたのでタクシーでリノ空港へと向かいました。 空港に着いて約束の到着口に向かっていると後ろから駆けてきて肩を叩く人が、振り向くとＰさんでした。(^^) Ｐさんとの待ち合わせも無事完了。 ショーの始まる21:30にはまだ余裕があったのでＰさんの荷物を置きに再びホリディインへと向かいました。送迎車の運転手さんに「やぁ、又会ったねー(^^)」と笑われてしまいました。 そしてＰさんも着替えて揃ってショーへと向かいました。 |
どうやら皆飲み物を買って会場に持って入っている様なので、私達も買う事に。 私は何人かの人が持っている40cm位ある細長い容器に入った緑色のカクテル「MIDORIマルガリータ」を頼みました。これはメロン味のフローズンカクテルでマルガリータという割には飲みやすくて酔いませんでした。 パンフレットも購入していざ座席に落ち着きます。 ショーはアイリッシュ音楽に乗って何組かのダンスチームが交互に踊り、合間にソロのバイオリンが入ります。 ダンスもラインダンスありペアのバレエありと色々趣向が凝らしてありました。リバーダンスはカントリーダンスの元になったと聞きましたが、果たしてダンスはもの凄く早いカントリーダンスそのまんまでした。 何十人ものダンサーが一列に並んで一糸乱れずステップを踏む様は本当に迫力がありました〜。(･o･) 私達はダンスを楽しみましたが、他の観客にはダンスよりもソロのバイオリンの方が人気があって、演奏者も盛り上げ方が上手でした。 あっと言う間に一時間半が過ぎて、ショーがお開きになるともう23:00過ぎ、タクシーでホリディインに帰りましたが、更にホリディインのカジノでもちょっとだけスロットを楽しんで部屋に戻ったのは24:00頃、Jimさんからのメッセージが届いていて、翌朝9:30にホテルのフロントに来て下さると言う事、 「もしかしてLake Tahoeまで送ってくれるのかしら〜」 「でもJimさんの自宅からだと200km位ありますよ、申し訳ないですね」 などと口々に言い合いながら、ともあれ翌朝に備えて眠りに着きました。考えてみれば出発の日の朝から連続30時間以上も眠っていないのですが、時差ボケも感じずに目を閉じたとたんに眠りにおちました。 |
| ⇒ ＮＥＸＴ |