| ＨＯＭＥ ＞ 外乗記 ＞ ウエスタン・ビレッジ・サホロ |
|
|
|
ヤングライダーズのファン仲間でウエスタンな乗馬がしたいね～という話が以前からあり、
当時馬に乗ったことが一度も無かった私も無謀にも参加を決めてしまいました。
参加決定から当日まで外乗条件の10鞍を体験乗馬などで(^^;)ぎりぎりクリアして挑みました。
テーマはずばり！｢ヤングライダーズごっこ」です。
場所は北海道新得にある「ウエスタン・ビレッジ・サホロ」、
建物もスタッフの皆さんの格好もバリバリのウエスタン牧場です。
北海道上川郡新得町狩勝高原 TEL.01566-4-4111 千歳空港からJRで南千歳～新得まで特急で約1時間40分 札幌から車で約3時間15分 騎乗料：日高マウンテンホースキャンプ(1泊2日) 60,000円 |
||||||||
 ＜キャンプ場の朝…テントの横に馬が木に繋がれています＞ 外乗のコースはウエスタン・ビレッジ・サホロから出発してサホロ・リゾートをぐるっと巡りました。山道を歩いたり車の通る道を歩いたりと殆ど常歩、たまに速歩で崖のぼりの一回だけ駈歩になりました。 本当は場所柄からも時間的にもダイナミックな外乗が可能なのですが、初心者ぞろいという事でスタッフの方がアレンジに頭を悩ませた様です。 馬に自分の分の寝具などの荷物を括り付け外乗に出発です。 先ずはしょっぱなに崖登り！これは今回の外乗一番のハイライトです。道も無い本当の崖の斜面（急角度です！）を馬を励ましながら登りました。薮が茂って足元も見えず、頭には木が生い茂る中を馬は一生懸命足場を捜して踏ん張ってカモシカの様にジグザクと駆け上りました。すごかったです、帽子が飛んでしまいそうでずっと片手で押さえていました。それよりも崖の傾斜が急でした。下から見た時は垂直かと思いましたもん。(^^;) その後は林の道をぽくぽく進みます。途中1頭の馬が落鉄しましたが、ガイドさんが携帯で人を呼び、すぐに救援到着、妙に現実に戻された瞬間でした。(^^;)緊急の場合に備えて外乗ガイドさんには携帯は必需品なのですね。 ここは熊が出る所などと話を聞きながら進むと湖に作られたダムに辿り付きました。ダムの上の通路を渡るのですが、通路には柵などは無く、はるか下には満々と水を湛えています。ここで何かあって馬から振り落とされたらどうしよ～(^^;)と引きつりました。きょろきょろ周りを見ようとする馬の首を戻すのに必死でした。高所恐怖症だし、は～。 ダムを渡り終わると次はサホロ湖にまで降りていって馬で湖に乗り入れます。 私の乗った馬は恐れ気もなくじゃぶじゃぶ踏み入って思わず「このまま対岸まで泳いで行かないでね」と祈りました。そんなことは当然無く、足で水を掻きまわしたり歩き回ったり水をごくごく飲んでいました。そりゃそうですね。 一日目の目的地の山の中のキャンプ場に到着すると、既にスタッフの方がトラックでテントや食料を積んで来ていました。 北海道だけあってキャンプ場は広くて綺麗で人もいません。ここにテントを張って一泊です。 出来て間もなくだったらしくトイレなどの設備も綺麗だったのですけれど、…ですけれど、トイレの壁に蛾がへばりついていたのには～。((((^_^;)トイレの壁が怖くて一人で行けませんでした。 スタッフの方がテントを張り、手際よく食事の用意をしてくれます。馬の鼻息をバックにウエスタンな料理にありつきました。美味しかったです。(^^) 夜はテントでシュラフに包まって就寝。夜中に何度か馬が放馬したそうですが、ぐっすり眠ってしまったので全然気がつきませんでした。 次の日の朝もウエスタンな朝食を取って片付けが終ると又馬に乗って出発します。 作業はスタッフさん任せなのでラクチンでした。復路は往路とは違う道を辿りながらのんびりと、途中トマムリゾート内の別のブリティッシュのクラブの外乗の御一行とすれ違ったりしました。 …と初心者にしては色々と楽しめたと思います。とにかく初外乗でしたから何もかもが驚きの連続。夏のベストシーズンの北海道の景色を堪能しました。 この時の崖登りよりも凄い経験はいまだに経験していません。(^^;) |