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2003年8月
北海道厚田郡厚田村しっぷ165-3 TEL.0133(66)3858 新千歳空港から約80分、札幌から約40分 騎乗料：外乗2時間15,000円/一人（丘の上コース） |
  北海道外乗2日目は、今回の旅の外乗ではメインのフロンテアです。 ここは北海道で一番古い乗馬クラブだとか。敷地も広いですし、覆馬場もあり、宿泊設備も長靴などのレンタルも完備しています。馬場が広いので試合も行われたりするそうです。 厩舎はスタッフが電信柱や枕木を利用して手作りで作ったそうですが、そうとは思えないしっかりしたつくりです。北海道の厳しい風雪に耐えるにはがっちりしてなくてはいけませんが、いい感じの厩舎です。 馬装はブリティッシュ、お相手は夫は中間種の太郎、私は葦毛のサラブレッドのジェリー（どこまでも葦毛にご縁が～）。 ジェリーはやる気満々の馬で馬場内の準備運動でもすぐにも駆歩しそうです。先導を追い越すと行ってしまうので、前にぶつける位で乗る様アドバイスがありました。先導のトロッターはお尻にくっつかれても齧られても平気な心の広い馬だそうです。  馬場で暫く乗ってからいよいよ外乗に。暫くはフロンテアの敷地内を通るのですが、これが広いんです。 敷地内といっても回りは一面のトウモロコシ畑だったり花の咲く草原だったり放牧地（柵が無い…）だったりしていていい感じ、直線になるとまずは速歩で進みます。聞いていたとおりジェリーはイケイケ君なので前の馬のお尻に鼻を突っ込んでいます。尻尾も振らない前のトロッター君はほんとにエライ！ でもジェリーは乗りやすくて大人しい馬でした。(^^) 左右に広がる爽やかな風景を眺めながら常歩速歩で海岸に抜けるといよいよ駆歩。ここでは海の中を波を蹴立てながら駆歩します。 今回は波が穏やかでしたが、冬など海が荒れている時は寒いかも…寒いですよね北海道ですもん。(^^；)  駆歩が始まるともう休みなしで延々走ります。ずーっとずーっとロング駆歩。海水をバチャバチャ跳ね飛ばしながら進みます。 お天気もいいし風がさわやかで爽快♪ 一度ジェリーが駆歩の最中に猛烈にばたついたので「何事！？」とびっくりしましたが、後脚が片方半分位まで砂の中に潜ってしまったようです。（当然自分は見えず）砂から脱出して暫く歩いても何とも無かったので再びスタート。 ハプニングはこれくらいでした。時々砂が柔らかくなっている所があるんだそうです。 海岸を逸れてハマナスの茂る草原を駆歩を交えながら抜けて丘のふもとまで進みます。このあたりの草原はハマナスが一面に生えていて花の時期には素晴らしいでしょうね。(^^)この時期はプチトマトの様な赤い実が沢山なっていました。うーん、花の時期に来てハマナス外乗をしたい～。 テクテクと丘に登ると石狩湾が見渡せる絶景ポイントで暫く休憩です。 晴れた夕方にくると石狩湾に落ちる夕日が素晴らしいとか。 この日はお天気がとてもよかったので遠くまで見渡せてラッキーでした。 帰路も途中まで来た道を戻りますが、馬達は頭の中に厩舎と飼いが浮かんでいるようでチャカチャカとすぐに駆歩になります。 海岸を駆け抜け、途中で草原に入り、またまたいい感じの直線でローング駆歩。 ここは本当に駆歩三昧で走り屋さんにはお勧めですよ～。もちろん乗馬クラブとしてもきちんとしている様なので安心です。   |