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＜台風一過で新緑外乗＞
2003年6月2日
山梨県中巨摩郡敷島町上芦沢1352 TEL.055(277)0527 JR中央線竜王駅13km 中央自動車道甲府昭和ICから15km韮崎ICから10km 騎乗料：外乗90分14,100円（税込み「乗馬ライフ」読者10％割引適用） |
1年ぶりの同期+αの外乗ツアーです。 郊外でなければできない外乗は交通手段が厳しいのですが、今回は運転が得意な強～い助っ人さんを得ての企画です。(^^) 前日に来襲した季節外れの台風4号が過ぎて、新緑が雨に洗われて清々しい陽気です。 
平日の中央道をスイスイと快調に飛ばして予定時刻よりも大幅に早く現地着。事前に連絡を入れて予約時間よりも早めに出発してもらえるようにしました。ここは乗馬クラブなのですが、キャンプ場も入り口にあります。宿泊できるティピーや幌馬車が並んでウエスタンな雰囲気が漂っています。挑発するように道の真ん中に寝転んでいる犬達を避けてかなりの斜面を車で登るとクラブハウスに到着です。 ブリティッシュもウエスタンも可能ですが、クラブの醸し出す雰囲気はウエスタン、スタッフの格好はブリティッシュとちょっと面白いです。 準備が終ると早速馬場で馴らし運動。私が一番に馬場に出たので早い者勝ち（？）で一番の安全馬を確保しました。(^^;) お相手はソルティーで彼だけはハミが他の馬と違う種類の物が付いています。ちょっと引くだけでブレーキになるので「手綱を緩めていてください」との注意。しかし、今日はこのハミに悩まされてしまうのでした。 「各個のりでどうぞ」とのことですが、皆部班運動になってしまう悲しい性…。(^^;) ソルティーは軽くて反動も少なくなかなかいい乗り心地、そして駈歩を出すところで手綱を張ると拒否されてしまいました。～～ハミが特殊なので手綱をゆるゆるにして出さなくてはいけないそうで…。でも今度は手綱ゆるゆるでノーコンに。「脚と押し手綱で誘導してください」とのことでやっと無事蹄跡を走れました。(^^;) やはり普段と勝手が違うと慣れるのに疲れますね。安全馬じゃなくてもいいから他の普通の馬装の馬にすれば良かったと激しく後悔しました。 それにつけてもこの一件で普段いかに自分が手綱にぶら下がっているかを確認した次第です。(^^;) 
そしてインストラクターさんを先導に外乗へ出かけます。外乗コースは2つあり、山登りコースと山を目指して横切るコースです。「駈歩が多いほう」という事で後者にしました。馬場を出てアスファルトの道を下り暫くして砂利道の道路に入ります。昇仙峡に程近いここは岩肌が見え隠れして所々岩が崩れていたりと足元は砂利道に整備されていながらワイルドな雰囲気。 天気が良かったので新緑の合間に遠く韮崎の町を望む事が出来ました。緑が雨で洗われて清々しい陽気、日暮や鳥の声も賑やか、風も爽やか、薄紫色の山藤の花も咲いていて自然の中を馬で進むのはとても気持ちが良いです。 駈歩ポイントは往路は余裕、休憩を挟んで折り返し、復路は例に寄って馬達は俄然元気な足取りになります。(^^;) 速歩になるともう「いつでもいけまっせ～♪」とばかりにちゃかちゃかと半分駈歩に。手綱の引き具合が良くわからないので控え目に押さえていましたが、先導馬さんを抜かしそうになってしまいます。 距離をとって駈歩スタート、砂利道を小石を蹴立てながらバリバリ駈歩！結構長い距離を走りました。 前の馬との距離が丁度良いのか小石がバシバシ顔に当たって目に入ったらどうしよう～なんて。(^^;) 時々早いのでツーポイント（号令の「鐙に立て」ですね(^^)）で乗り、押さえる時だけ鞍に座って、ベルトにデジカメをつけていたので飛び出さないように片手で押さえつつ乗っていました。 駈歩が終るとあとはのんびり（でも馬が帰る気マンマンなので元気）常歩でクラブに戻りました。 いつもの事(^^;)ですが、外乗が終るころになると乗っている馬との折り合いがついてくるんですよね～。ハミには苦しみましたがソルティーは反応も敏感で軽いしいい馬でしたよ。 そして馬場で降りるといつもの様に繋ぎ場まで連れて行って水を飲ませます。 が、ここからが普段と違っていて何処までやるんだろう～と思っていたらここのシステムは馬のお手入れもして馬房まで納めるまでの様です。 前もって知っていたら心の準備ができたと思いますが、知らなかったので一寸びっくりしました。汗を一杯かいた馬は丸洗いまでしていましたよ…。 ここはエンデュランスに力を入れているそうで、興味のある方にはお勧めです。 |