| ＨＯＭＥ ＞ 外乗記 ＞ ノーサイド 2 |
|
|
|
一年ぶりのノーサイドです。コロ助になめられちゃった。(T^T)
長野県小県郡長門町 TEL.0267(55)7330 上信越道佐久ICより車で50分、女神湖から車で10分 地図 騎乗料：外乗70分7,200円 |
道を丁寧に教えてもらいましたので迷いませんでしたが、途中は街灯のない細い道が殆どでしたので暗くなるまでに宿に戻らなくてはなりません。 思いのほか早く着いたので長門牧場のレストランで軽く昼食をとって休憩。そう、馬の香りを漂わせてキュロット着用の怪しい姿のままです。夏休みで観光客であふれかえっている牧場内で少々人目を惹いてしまいました。（二人ともスリムだったらまだ良かったんですけど;;;）  時間調整をして、いよいよノーサイドに向かいます。一緒に外乗に出る別口のお客を待ちながらオーナーさんとモンゴルの話など色々しました。去年行った時はまだまだ作りかけという感じでしたが設備が段々充実しているようですね。 そうこうするうちに人数が揃って配馬です。私は3歳になった「コロ助」、この4月からお客を乗せている小さい馬です。夫は「りょう」、今日は朝から初心者ばかりを乗せていてずっと常歩外乗だったのでりょう君は張っているとか。 鞍はいつもの様にウエスタン鞍だったのですが、ピカピカの新しい鞍だったので、い、痛い…。鐙も自由な方向に向かなくて足首が捩れるぅ。(T^T) 騎乗していつもの様に丸馬場でレッスン＆技量チェックです。ここで私と別口で来た女の子（無帽なんです！いいのかな？）は軽速歩などを続けて、夫は馬場からオーナーさんに連れられて馬場の前にある斜面でいきなりドドドッと襲歩をしていました。きっと私たちと一緒だと襲歩が出来ないのでオーナーさんが配慮したのかな、と思います。それにしても下りの襲歩って怖そうなんですけどぉ～。 外乗には私たち夫婦と女の子、オーナーさんが先導でオーナーさんの高校生のお嬢さんがしんがりを務めます。 先ずは正しい道のりでウッドチップを踏みしめながら常歩で進みます。私の乗ったコロ助は身体が小さいからか乗り手がダメな為か遅れ勝ち、蹴って追いついても直ぐにまた離されてしまいます。ふぅ～。 斜面に着くと「速歩を暫くして駈歩しますよ」との事、よしっ先ずは速歩だっと気合を入れて蹴ると5.6歩速歩をしたとおもったらコロ助ったら直ぐに駈歩になってしまいます。(^^;)たちまち前の馬に追いついてあせっているうちに前も駈歩の合図がでたのでそのままついていき。この子は案外走り屋さん？それとも好き勝手されてるの？と不穏な予感。 斜面を駆け上るとレストランの前に出て観光客がうじゃうじゃ。人波みを掻き分けて馬で進みます。「あ～馬だぁ」「カッコいい～」などと言われたり写真を撮られてちょっといい気分。(^^) レストランの横を抜けて長門牧場の端に沿って暫く進み林入って行きます。  今日は林の中をトレイルライディングかな？と思っていたら甘かった。林を暫く進むと視界が開けて牧草地帯です。長門牧場はとにかく広いから色々コースにバリエーションがありそうですね。 今回は去年よりも余計に走ったと思います。藪の中や草原を何度か「速歩をして駈歩」を繰り返しましたけれど相変わらずコロ助は直ぐに駈歩になってしまいます。 アクシデントが起こったのは視界の開けたひろーい斜面を駆け上る所でした。 私は乗馬をしていて何が怖いって、馬場内の暴走もさることながら、外乗時に開けた所でコントロールがきかなくなる事です。他の馬たちが揃って斜面を駆け上ったのにコロ助ったら全然違う方向に爆走してしまいました。必死で止めようと手綱を引いても全然止まらないし、一度はバランスを崩して落ちそうになったし本気で青ざめましたよ～。(>_<) 遠くからあれこれ声が聞こえてきましたけれどそれどころじゃありません。馬を止めなきゃってあせりまくりました。多分私のつたない乗馬人生で一番青ざめた瞬間だったかも。 どうにかこうにか馬が止まってみんなの所に戻りましたが「駈歩で来て」って言われてもまた爆走されそうで怖かったです。はぁ。とにかくここは広いですからねぇ。馬に乗ったまま迷子になってもおかしくないです。それにしても3歳の馬に舐められるちゃって…。(^^;) その後暫く常歩をしていましたけど、最後にまた駈歩をながーくしました。今度は一本道だったので大丈夫でした。ほっ お天気も良かったし、眺めも最高だったし、たくさん駈歩できて嬉しかったけど「ワタシったら相変わらずまだまだだね…ふっ」と思ってしまった今回のノーサイドでした。 あっ乗馬の後の梨と麦茶、最高に美味しかったです♪ |